活動内容

ASHINAGAプロジェクトの
活動

夢授業の実施

夢授業は子どもたちが自分のやりたいことに気づき、未来にワクワクするきっかけをつくっていくためのプログラムです。

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人間力大學オンライン子ども会員

憧れる大人との出会いの場「人間力大學オンライン」に無料で参加できます

子どもが「早く大人になりたい」と思うきっかけの一つに「憧れる大人との出会い」があると考えます。現在活躍し輝いている大人と子どもが出会う場を創出するために、人間力大學オンラインを子どもに向けて「無料」で参加できる体制をつくります。

ここでは、短い時間ではありますが直接子どもから質問ができる時間も設け、コミュニケーションを取ることができる環境を作っています。

様々な分野で活躍している講師の方と触れ合うことで、子どもの世界観を広げ、やりたいこと、夢を持つきっかけをつくっていきます。

食を通しての交流と学び

子どもたちと食事レクリエーションをしながら、大人との交流を図ることにより、人生の楽しさ、元気、勇気、やる気、夢を持つキッカケをつくります。
(BBQ、飯ごう炊飯、クリスマス会etc…)

児童養護施設の
支援について

ASHINAGAプロジェクトは、
児童養護施設の子どもたちを
応援します。

児童養護施設の支援を志す背景

2020年、コロナウイルスが蔓延しました。その影響で、スポーツの大会が開催されなくなりました。甲子園をはじめ、様々な種目で全国大会が行われなくなってしまいました。その時、全国の監督やコーチからたくさんの相談をいただきました。

「高校3年間、この日のためにがんばってきた生徒たちになんと声をかけたらいいのだろう」「夢を奪われてしまった子どもたちに、我々大人になにかできることはないだろうか」相談を聞く中で、子どもたちがこの現実を受け止めきれず、落ち込んでいることが伝わってきました。

この出来事を機に、子どもたちに少しでも元気になるキッカケを届けたいという想いで、有志を募り、募金活動を行いました。集まった募金で全国の高校、児童養護施設に書籍をプレゼントさせていただきました。

送付したあと、児童養護施設の方々からたくさんのお礼のお手紙を頂戴しました。それをきっかけに、児童養護施設について調べてみたところ、様々な現状がわかってきました。

児童養護施設の現状と課題

子どもを取り巻く環境

児童養護施設に入る理由、No.1は親からの虐待

児童養護施設というと、一般的には親と死別した子どもが入所する場所と思いがちですが、実は、入所する一番多い理由は親からの虐待です。児童相談所に報告される児童虐待の数は、1990年から2010年の20年で50倍以上に拡大しています。児童虐待の背景には、母親の育児ストレスが挙げられます。

実際、虐待行為の6割は実の母親によって行われているというデータがあります。夫や父母の助けを十分に得られなかったり、近所付き合いもなく家の中で孤立していたりするなか、子どもに関わる時間が最も長い母親が、思い通りにいかない子育てに一人で悩んでいるケースが多いとみられています。

児童養護施設の現状

施設職員1人あたり18人の子どもを担当する激務

児童養護施設は、全国に約590施設あり、2歳から18歳の子どもたち約30,000人が生活しています。子どもたちと一緒に生活する施設の職員である「児童指導員」「保育士」は、入所した子どもたちにとっての親代わりとなるべき、重要な存在です。

2012年度は32年ぶりに、児童養護施設に置かれる職員数の最低基準が引き上げられ、小学生以上の子ども5.5人に対して1人の職員が生活の世話をすることになりました。(それまでは子ども6人に対して職員人でした)

「子ども6人に対して職員1人」とはいえ、実際は1日8時間の勤務としても、1日3人の職員が必要です。単純に計算すると、1人で最大18人の子どもを担当する可能性があります。1人の職員が同時に十数人の子どもたちの生活の世話をし、毎日の様子を記録し、学校行事に親代わりとして出席することになるのです。 子どもたち一人一人に、退所後に一人で生き抜く力を身につけさせるには、大変な労働となります。

施設を退所した子どもたちが困ること 

頼れる親がいない、住む家がない、学歴や資格もない

18歳で児童養護施設を出ると、子どもたちは、仕事をして自ら稼いだお金で、住まいや衣服を整え、食事をして、生活をしていかなければなりません。

しかし、子どもたちの中には、家庭の事情や生まれ育った環境から、基礎的な生活能力や、周りの人とうまくコミュニケーションをとる力、仕事に対する意欲などが低い人が少なくありません。施設での集団生活から、いきなり1人暮らしを余儀なくされ、身近に相談できる大人もおらず、孤独感や孤立感を深める子どもも少なくありません。

お金や人間関係のトラブルなどで困難な状況に陥ったとき、自力で乗り越えられず、誰にも相談できずにいるうちに、かえって問題を大きくしてしまうことがあります。

ASHINAGAプロジェクトは、
児童養護施設の子どもたちを
応援します。

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